在宅訪問中、家族から病状が変わったと告げられた。さて薬剤師はどうする?

ご主人と二人暮らしの認知症の在宅患者Aさん(80代、女性)。ご主人が体調を崩され在宅を依頼された。

X月X日、訪問時、「右手がだらんとしている。」とご主人から言われる。

在宅訪問中、病状が変わった場合や容態に変化が出た場合、医師に連絡しなければならない。服用されている薬の副作用の可能性もあったので、とりあえずご主人の言われた通り医師に電話で「右手がだらんとしている。」と報告した。

X月X日、往診した医師は脳梗塞と診断。すぐに救急車で搬送された。

家族でもできる脳梗塞の簡易チェック項目を調べてみるとFASTという紹介があった。(NHK今日の健康2018.5より)。顔(Face)、腕(Arm),言葉(Speach)、発症した時刻(Time)だそうだ。イーと言った時,顔の片側半分はゆがむか?、腕に麻痺があるか、ろれつが回らなくなっているか?3つのサインが一つでも見られたら時刻を確認して救急車を呼ぶということである。

脳の障害の種類としては

  1. 不全麻痺paresis(脱力)
  2. 麻痺paralysis(運動の喪失)
  3. 無反射areflexia(反射消失)
  4. 筋の萎縮atrophy(運動ニューロンに障害があるともはや筋繊維に支配的な影響を及ぼせなくなる)

がある。今回の場合、「右手の脱力、麻痺。筋の萎縮、筋収縮なし」と言えばよかったのだろうか。私は今回脳梗塞に考えが至らなかったが、今後、このような時の対応としてFASTを生かしていきたいと思う。

上記の記載は私の経験によるもので患者様は架空の人物です。

 

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