「薬がなければ患者様は服用している」は禁物

突然39度の熱が出た在宅患者様Aさん(80代、女性、独居)に緊急で3日分の風邪薬が処方されました。訪問時に薬を飲んでいただき、机の上に風邪薬を3日分セットして薬局に戻りました。次の日のこと。

訪問看護師さん
 薬剤師さん、風邪薬が机の上になかったんだけど。。。
昨日セットしたはずですが。(心の中)なんでないんだろう。。

結局、その次の日看護師さんが訪問した際にみつけました。

訪問看護師さん
 お薬、ゴミ箱に捨ててありました。今後、お薬カレンダーに定時薬と一緒に入れてください。

看護師さんは過去の経験からゴミ箱を確認されたのです。

(心の中)何かに紛れて捨ててしまったのだろう。今回は訪問看護師さんが教えてくれたが、私は「薬がなくなっていれば患者様は服薬コンプライアンスを遵守している。」という思い込みをしていた。反省。。

4月2日、厚生労働省から「調剤業務のあり方」についての通知が出されました。今後、介護ヘルパーさんがお薬をセットする機会が増えると思われます。介護保険では、薬剤師は月に4回しか訪問できず、服薬コンプライアンスの確認が十分にできない場合があります。今回の例を忘れずに、①たとえご本人が机の上に薬を置くことを希望されてもお薬カレンダーを活用する。②ヘルパーさんや訪問看護師さんに間違ってお薬を捨てられていないかなどコンプライアンスを確認してもらう。など他業種と連絡を取り合い連携していきたいと思います。

なお、上記の記載は経験に基づいたもので、患者様は架空の人物です。

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